やすひさ内科クリニック
2006年1月〜2の健康情報
〜花粉症ついて〜

あけまして おめでとうございます 

今年は特に寒いですが、皆様体調はいかがでしょうか?
思わずブルッときたら気になるのが風邪などの冬の感染症。予防策としては手洗い、うがい、マスクの着用等が必要です!でも帰宅時や屋外にいる時だけじゃなく家の中の空気も要注意。

ウイルスは低温・低湿度を好むので、部屋を暖かくして湿度を適度に保つことがまず大切!そして寒いから怠りがちなのが換気。
感染者が家族にいれば、換気していない部屋にはウイルスが漂っているのです!

これではせっかく予防しても、家で感染してしまいます!インフルエンザウイルスを駆除できる空気清浄機も市販されていますし、その他の空気清浄機も加湿器の併用でウイルス駆除効果が期待できます。

是非、温度・湿度を保ち換気も忘れずにする!!
これからの季節、室内の空気への注意を心がけてください。

             院長/ 安久 昌吾

 Q1 いまや日本国民の10人に1人!花粉症は国民的病気!?

A. 1

日本で初めて花粉症が発見されたのは意外に最近で、約40年前の1961年、アメリカから渡って来た 外来種の植物・ブタクサの花粉症でした。今や日本花粉症界のNo.1「スギ花粉症」は遅れること1963年、日光で初めて報告されたのです。その後、花粉症患者は急増し1996年には日本人の約10人に1人の1,200万人に!東京都内では5人に1人が花粉症にかかっているといいます。とくに2005年度は花粉飛散量が多く、新規発症者も増えました。

Q.2「2006年の予想は?」

A.2
2006年度は平年よりやや少なめの予想ですが各種症状はあくまで花粉に対するアレルギー反応なので単純に花粉数のみでは説明できません。東京では2月中旬が飛散開始予想日となります。

Q.3  花粉症の真犯人「IgE抗体」とは?

花粉症の場合、花粉という抗原に対し体は「IgE抗体」と呼ばれる抗体を作り反応します。IgE抗体は全ての人に同じ様に作られるわけではなく作られやすい体質が生まれつき決まっており、この体質をアレルギー体質といいます。IgE抗体は花粉症の他にアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支ぜん息等と深く関わっており、これらの疾患がある人は花粉症の合併率が高くなります。

Q.4 飛び始めてからでは遅すぎる・・・!?症状が軽くなる早めの対策を心がけよう!

 

何もせず症状が始まるとアレルギー反応がどんどん加速(悪化)する可能性があります。発症する前に抗ヒスタミン薬の内服などで早めに手をうつと、予防しないときに比べ症状は緩和されます。毎年症状が強く出る人はこの方法で、1〜2月くらいから内服を開始します。(個人差もありますが)

内服薬 /
抗アレルギー、抗ヒスタミン薬は、効き始めるのに時間がかかるので早めの内服が肝要です。

症状が非常に強いケースではステロイドも含む処方も行いますが、これは副作用の問題から短期間にとどめる必要があります。抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬は種類も沢山ありますが、効果の強さ、ねむけ等の副作用が異なるので個人個人で合う薬を見つけることが重要です。

漢方では小青竜湯などを処方します。

局所療法 /

内服薬と同じで、点眼及び点鼻の抗アレルギー、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬があります。症状に応じて使い分けますが、特にステロイド薬は強い効果が望めます。しかし点眼のステロイド薬は、眼圧の上昇などの副作用もありますので眼科医による処方が望ましいとされています

高齢者の方にお薦めします!

 『肺炎球菌ワクチン』

肺炎を起こす原因菌中で重要な位置を占め病原性が高い細菌が肺炎球菌です。引き起こす主な病気としては、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。特に高齢者・慢性の心臓疾患・呼吸器疾患・腎不全・肝機能障害・糖尿病のある方は、症状が重症化し抗生物質などによる治療が間に合わないこともあるため接種することがすすめられています。近年は、ペニシリンなどの抗生物質の効きにくい肺炎球菌が増えていますので予防が大切です!このワクチンは肺炎球菌による感染症の約80%に効果が期待されます(全ての肺炎を予防するものではありません)。接種後、免疫ができるまで平均1ヶ月程度かかりますが、1回の接種で約5年ほど免疫が持続すると言われています。再接種は現行では出来ません。自由診療になり当院では7,000円にて実施しております。お取寄せ致しますので、前もってご連絡下さい。

安久 昌吾

 

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