やすひさ内科クリニック
2005年8月葉月(はづき)の健康情報
〜糖尿病と健康管理について〜

8月、残暑厳しき折り。。。暦の上では葉月(はづき)は葉が落ちる月、穂発月(ほはりつき)が語源です。8月13日が迎え盆で16日が送り盆とされ玄関先などで迎え火を炊きご先祖を迷わず迎えるように道を照らす意味があるそうです。子供の頃参加していました盆踊りは今は夏のイベントといった感じですね。

ところで今月の健康情報は『糖尿病について』です。
先月7月の健康管理のつづきです。
         院長/安久 昌吾 
やすひさ しょうご

 Q. 糖尿病ってどうして恐い?

  診察しておりますと、高血圧、高脂血しょう、糖尿病予備軍。。そんな患者さんが本当に多いと感じます。つまりあまりにも多いので、患者ご自身は、『私もなのよ。。。』と危機感を感じていない、、、とも感じます。

ここ30年あまりで日本人の食卓は急速に西洋スタイルとなり、朝はパン、昼は麺類、夜は肉&油の多いご馳走といった食生活に激変しています。 日本人の腸は西洋人に比べ、本来は穀物中心対応の長い腸を持っています。それゆえ急激な食変化に、上手く肉、油の消化が出来ず、病気も昔と比べて変化しているのです。 
高血圧、高脂血しょう、糖尿病予備軍、、すべて関連しています。トライアングルで発症するのです。 
なぜ、糖尿病が恐いのか? 
皆様よく御存じの異常な血糖値上昇で医師から食生活を改善して下さい!と言われると思いますが、なかなか実行が難しいのが現実です。
 
でも、ほっておくと、足(血液末端の壊疽)が腐る、目が見えなくなる、腎臓透析という苦しい治療が一生続くのです。

医師として、どのように説得するかも課題と思っています。発症してからでは本当に遅いのですから。。。

恐いことに糖尿病により毎年6000人が目が見えなくなっているのです。また、腎臓透析は一回に4〜5時間それが週3〜4回病院に通って透析をします。


対策として、、、、
食生活の改善がまず基本ですが、急激な減量は必要な栄養素も取らない状態となり、かえって体調をくずします。
はっきりいって、今日明日の注意ではなく、2年3年、、、気長な食改善となります。
本来、食べていけないものはないのです!!が、食べる量、時間、食事バランス、運動、人間の入るエネルギーと消費するエネルギーのバランスが取れていていれば良いのです。

残念ですが、遺伝も大きく関係します。自分の病気の家系もきちんと知っていてください。
しかし、患者さんの中には、家系の方の苦しみを知っているからこそ、気をつけて発症しないようにしている方も多くいるのです。

やすひさ内科クリニックでは専門の栄養指導師による適切な食生活のアドバイス、管理することも治療の一貫として行っています。一度ご相談ください。
保険適用となります。

安久 昌吾
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